waruconi観察日記 〜自己紹介編〜


こんにちは、『婦人公論』編集部のokadaです。
 → http://d.hatena.ne.jp/fujinkoron/


10月31日に創刊が予定されている中央公論別冊『リクウ』。
着々と準備が進んでいるようですよ。


中央公論新社で新雑誌の創刊をめざした動きが具体化するのは、
じつに13年ぶりのこと。社内でも、誰もが興味津々。
雑誌編集局の中でも『婦人公論』と『リクウ』の準備室はちょうどお隣同士で、
にわかに賑やかな雰囲気が漂ってきていました。
もっとも『リクウ』編集部は先日、もっと静かな別フロアへ移ってしまいましたが。
(隣の『婦人公論』が騒がしすぎたのか……?)


さて、編集長に就任したwaruconi氏は、
中央公論』『婦人公論』や『GQ』、JALの機内広報誌『ウィンズ』の
編集部などに在籍していた、私たちの大先輩。
新雑誌にかける意気込みを伺ってきました!



■まずは自己紹介をお願いします


名前:こにしかつひろ
生年月日:1958.5.21
『ALWAYS 三丁目の夕日』の舞台となった昭和33年生まれ、
年男48歳。
この世に生を受けて初めて真面目に仕事してます……。
なれないことするとビョーキになるよ。

「初めて真面目に〜」のくだりについては後輩からはノーコメントです。
ま、創刊準備に大忙しの様子が伝わってきますよね。ははは



■『リクウ』読者となる皆さんへ、一言お願いします


人生50年、ただ惰性で生きてきただけの私なので
別にいうことなどありません。
「ヨノナカついでに生きてる(c)古今亭志ん生
ことがいいと思います。
生きよ、堕ちよ、っていった人もおりました。
成り上がりより成り下がりのほうがいい。
地球は人の命より重い、とか。


……思いつきで書いてる感じまんまんですが。
でも、ついでに生きてる、っていい言葉ですね。


天に向かって咲く花もあれば、地に向けて頭を垂れる枝もある。
巷にはオヤジたちをターゲットにした商品が溢れていますが、
「かっこよく年をとる」って若作りのことだけではないのでは?
なんて考えてしまいます。「生きよ堕ちよ」は坂口安吾ですな。


年齢の壁を超えたカルチャーマガジン『リクウ』では、
読者のキーワードとなるのは「これから成熟する世代」。
10代でも20代でも、60代でも70代でも、男だって女だって、
今よりも魅力的な自分を目指していくならば
自然と「成熟」という言葉が浮かんでくるはず、とのことです。
なるほどね。


「地球は人の命より重い」のココロについては、
おいおい、じっくりと訊いていきましょう。



次回は、雑誌タイトル『リクウ』の語源やロゴの発表、
編集長のデスクまわりやファッションチェックも予定。
見たい人がいるのかどうか知りませんけど……お楽しみに!