waruconi観察日記 〜タイトル・ロゴ編〜

自分のブログほったらかしの『婦人公論』okadaです。ども。
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騒々しい『婦人公論』編集部の向かいから
特設ルームへ移動した中央公論別冊『リクウ』編集部。
開け放たれたドアには「のれん」がかかっていて、
なにやらアロマも香り、すずしげな秋風の気配を感じさせます。


……部屋の中は修羅場でぐらぐら煮え立っているかもしれませんが。


先週末からこの『リクウ』編集部の前には
幾つかの「表紙デザイン候補」が貼り出されていて、
廊下を行き交う社員たちが
気に入ったデザインに投票していくことになっています。


完全オープン、公明正大な多数決方式。
こんな大事なことをこんなシンプルな方法で決めてよいものか、
リベラルなwaruconi編集長ならではのアイデアと言うべきか。


営業サイドからは「書店で目立ちそうだからコレ!」とか
書籍サイドからは「ここルビふったらどうですか?」とか、
それこそ新入社員から各部署の部長まで思い思いの感想を書いていて、
鉛筆書きの濃さでもって、思い入れが伝わってきます。


そんなこんなで、表紙は未定につきまだまだお見せできませんが
タイトル・ロゴはもう発表してよいそうなので、以下にどどんと!





いかが……ですか?(発表するこちらもドキドキします)
イメージにぴったり? 予想していたのと違う?


公式サイトは「明朝体メイン」でつくっていますが、
タイトル・ロゴに限ってはゴシック体っぽいものになりました。


そしてこの、がちがちに堅い印象ではなく、
適度に気の抜けた感じが「リクウ好み」ということです。
どことなく人が書いたようなのあたたかみもあって……


そうそう、手書きといえば、このタイトル
悪筆の人がしたためると「ソクウ」とか「リワウ」とか
読めてしまうのが、ちょっと難点だったりします。


たった今さっきも、自転車便のメッセンジャー
思いっきり大声で「ソクウの編集部どちらでしょう!」と
訊いてきたもので、フロア一帯が脱力、、、、
「Ri-ku-u」です! 地味だけど読み仮名も書いてあります↓





雑誌が世に出て浸透するまで、
しつこく名前を呼び続けて、
定着させてあげる必要があるようですね。


声、出してこー!





……ところでそもそも「リクウ」ってどういう意味?
というのはまた、次の機会に。