“リクウ”って何ですか

神無月。そろそろノースリーブは寒くなってきましたね。
雨が降ると、その冷たさに季節を感じる今日このごろです。


そして、いよいよ中央公論別冊『リクウ』の発売月になりました。


前回はタイトル・ロゴをご紹介しましたが
そもそも「リクウ」ってどんな意味なんでしょうか?
入稿作業も佳境、社内を飛び回っているwaruconi編集長に
由来を聞いてきましたよ。



リ・ク・ウ、
陸・空・海。
りく・そら・うみ
を和語と漢語でちゃんぽんにした
タイトルです。


……とのことです。
日本の豊かな自然を軸にした雑誌タイトルなんですね。


もちろんokadaをはじめ社内の人間は
ずっと以前にその意味を教わっておりました。
というのも、新雑誌のためのタイトルは、
大々的な「社内公募」をおこなって決定したもの。
たくさんの応募案の中から、最終的に、
waruconi氏が一番思い入れを持っていたタイトル候補
「リクウ」でいくことになったのです。


私okadaも、いくつか案を出してみたんですけどね。
「やっぱりリクウがいいんじゃない? …リクウ…」と
語感をたしかめるように何百回も唱えているwaruconi氏の
いつになく(失礼)真面目な表情に、
「編集長、こりゃ本気だな」と思ったものです。



さいしょ、陸羽という中国の茶聖を
イメージしてたんだけど
その音だけいただいて
上のように解釈した、と。

陸・空・海って
漢字で書くと、なんだか自衛隊みたいだね。
どちらかというと「新日本様式」を意識したタイトルです。
http://www.japanesque-modern.org/


大陸から、島国日本へ。
ジャパニーズ・モダンを提唱する『リクウ』、
次回は特集テーマ「森に抱かれて生きる」について、
取材内容もちょっとずつ解禁していきます!!