豆千代さんの撮影風景!

どうもはじめまして。

『リクウ』の編集作業やHP作成など、編集部に出入りし、ちょろちょろっとお手伝いをしている(邪魔をしているとも言う!?)katieと申します。今後、『リクウ』ではどんな風に雑誌が作られているのか? 雑誌編集とはどんな仕事か? などをレポートさせていただければと思います!


『リクウ』は、大きく分けて2つの特集で構成されます。

ひとつは、「森に抱かれて生きる」。
そして、「和を纏いて暮らす」。

まず、この大きな2つのテーマに合わせて構成を考え、出演していただく方、筆者の方にお仕事のお願いをし、さらにテーマや誌面に合ったイラストレーターやフォトグラファーにお仕事のお願いをし……という作業があります。

こうして、協力していただくスタッフの方が決まったら、撮影をします。

この撮影というのは、やり直しが効かないまさに一度だけのセッション。

素敵なコーディネイトやフォトグラファーの技術はもちろん、スタッフ全員のテンション、チームワーク、現場で突然ひらめくアイディアなど、目には見えないたくさんの要素が、最終的な写真の出来不出来を決めます。

その緊張感あふれる「撮影現場」の様子を少しだけご紹介。普段は見られない雑誌編集の舞台裏です。


お、いきなりキッチュでエキゾチックな雰囲気です。まるで「KIMONO goes asia」という感じですね。

ポーズをとっていらっしゃるのは、モダン着物アーティストの豆千代さん。ご存知、昨今の着物ブームの火付け役として着物ファンにとってはあこがれの存在です。場所は、西荻にあるエキゾチックな飲食店「ハンサム食堂」。なにか映画のストーリーが始まりそうな不思議な路地裏ですね。
単なる被写体としてではなく、写真のシチュエーションも次々と提案してくださる豆千代さん。その上、今回の撮影では隠し味として「レコードジャケット」をそこかしこに配置してくれました。誌面ではどんなレコードジャケットが発見できるかチェックしてみてください。そして、それがそこにある意味はなんなのかを考えてみると、楽しさ倍増です。



こちらは豆千代さんのお店「豆千代モダン」にて。「これも着物の柄なんだ!」とワクワクするような、ポップでモダンな着物たちは豆千代さんデザインの新作ばかり。ヨーロッパで買い付けてきた60sや70sのデッドストック生地で作られたものまであって、フォトグラファーのベンジャミン・リーさんも楽しそう! 

豆千代さんのフォトセッションは、「和を纏いて暮らす」という特集の取材。
ポップ、そしてモダン。豆千代さんが考える新しい着物の楽しみ方が伝わってくるセッションでした。
10/31発売の誌面で、じっくりその内容が読めますので、乞うご期待。

P.S.豆千代さんの公式サイト(http://www.mamechiyo.jp)にもこれらの撮影の様子が紹介されています。